【エディンバラ】おすすめ観光スポット【ダヴィンチコードファンも必見】

スコットランドの首都エディンバラは、美しい街並みからユネスコの世界遺産にも登録されている街です。丘の上に建つエディンバラ城は人気観光スポットの1つになっています。前回のブログでウェストミンスター寺院について解説しましたが、戴冠式で用いられる運命の石(The Stone of Destiny)はエディンバラ城に返還されました。また、エディンバラ郊外には「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台にもなったロスリン礼拝堂もあるのでエディンバラを訪れた際にはぜひ足を延ばして見学してください。

 

エディンバラ観光(エディンバラ城)

 

・エディンバラ城

 

石山から街を見下ろすように建っているエディンバラ城(Edinburgh Castle)は、ロイヤル・パレス(スコットランド王室の居所)や礼拝堂、戴冠宝器などを収蔵するスコットランド君主の貴重な歴史的建造物としての役割だけでなく、イングランド軍と幾度もの戦いを繰り返した軍事上の要塞でもありました。キャッスル・ロックと呼ばれる岩山は城が築かれる以前から古代要塞として利用されてきた。

 

 

エディンバラ城

 

・アーガイル砲台

・モンス・メグ(巨大な大砲)

・軍事博物館、捕虜収容所

・ロイヤル・パレス(王家の居所)

・グレート・ホール(儀式用の広間)

・オーナーズ・オブ・スコットランド(クラウン・ルーム)

・セント・マーガレット礼拝堂

 

 

 

ワン・オクロック・ガン

 

エディンバラ城はセレモニー用の駐留部隊がいるお城で、日曜日と復活際の金曜日、クリスマスを除いた毎日午後1時に発砲されます。

 

 

 

 

・イングランドとスコットランドの戦い

 

1296年イングランド王 エドワード1世がエディンバラ城を陥落し、城を占領しました。

その後もイングランドとスコットランドは幾度も城を襲撃・奪還を繰り返してきました。

 

Flora
エドワード1世はエディンバラ城を陥落し、スコットランドから略奪した運命の石(The Stone of Destiny)をウェストミンスター寺院へ移した。

 

Keroppy
エドワード王は、スコットランドが王を持たないようにこの石を戴冠式で用いられる「エドワード王の椅子」にはめ込んだ。

 

 

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・王家の王位継承問題

 

エディンバラ城は、スコットランド王家の居城として重要な役割を果たしてきました。しかし、岩の頂きに建つ城での生活は王家の人々にとって心地良い住まいになることはあまりなかったため、ホリルードハウス宮殿(The Palace of Holyroodhouse)に居を移したこともありました。ここは現在でもスコットランドにおける英国王室の宮殿として利用されており、王室メンバーがスコットランドに訪問するときは滞在しています。

 

ホリルードハウス宮殿はスコットランド女王メアリー1世にまつわるエピソードがたくさんある場所ですが、1566年女王メアリーが懐妊したことにより再びエディンバラ城に居を移すことになりました。エディンバラ城内で生まれた跡継ぎはスコットランド王ジェームズ6世兼イングランド王ジェームズ1世です。

 

 

 

Flora
イングランド女王エリザベス1世の異母姉であった女王メアリー1世(在位1553年~1558年)は、父ヘンリー8世の最初の王妃との間に生まれた娘。敬虔なカトリック信者であり、プロテスタントを迫害する宗教改革を行ったので「ブラディー・メアリー」と呼ばれた。

 

 

Keroppy
エリザベス女王1世(在位1558年~1603年)の統治した時代は「エリザベス朝」と呼ばれイングランドの黄金期と言われている。彼女はプロテスタントであったが、メアリー1世の行った迫害を繰り返さないようカトリックを刺激せず解決策を模索した。しかし、より急進的な改革を求めるピューリタン思想には寛容ではなかった。

 

 

Flora
スコットランド王ジェームズ6世兼イングランド王ジェームズ1世(イングランド王在位1603年~1625年)は、イングランド王ヘンリー8世の姉マーガレット(スコットランド王妃)の流れを汲んでおり、エリザベス女王の崩御後に王位継承者となった。

 

 

Keroppy
チャールズ1世の処刑後、スコットランドがチャールズ2世を王位継承者として援護したことでイングランドの護国卿オリバー・クロムウェルがスコットランドを侵攻し、エディンバラ城を陥落した。

 

 

 

 

イングランド王・女王 政治・宗教政策 事件・イベント
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*トーリー党は、現保守党の前身にあたる

ウィリアム3世とメアリー2世(夫婦/いとこ)による3王国の共同統治(イングランド・スコットランド・アイルランド)
アン女王(初代グレートブリテン王国君主) イングランドとスコットランドがユニオン条約締結 グレートブリテン王国(1707年 合同法)

 

 

 

・王家の城

 

  • ロイヤル・パレスは、スコットランド女王メアリー1世が「スコットランド王ジェームズ6世兼イングランド王ジェームズ1世」を出産した場所(メアリーの部屋)

 

  • チャールズ1世はエディンバラ城の最後の君主

 

  • クラウン・ルームには、オーナーズ・オブ・スコットランド「王冠、王笏、御剣」をはじめルビーの指輪や銀箔の杖、スクーン(運命の石)などが展示されています。

 

 

 

 

 

 

エディンバラ観光(おすすめスポット)

 

  • エディンバラ城(王家の城・要塞)
  • ホリルードハウス宮殿(英国王室の宮殿)
  • クイーンズ・ギャラリー(英国王室の美術コレクション)
  • ブリタニア号(英王室の船)
  • カールトン・ヒル(市街を一望する公園)
  • スコット・モニュメント(偉大な詩人を記念する塔)
  • 聖ジャイルズ大聖堂(ゴシック様式の大聖堂)
  • スコットランド国立博物館(スコットランドの歴史と収蔵品)
  • 国立スコットランド美術館(ヨーロッパの巨匠の作品を多数収蔵)
  • スコッチウイスキー・エクスペリエンス(スコッチウイスキー蒸留所の見学)

 

フェスティバル

エディンバラ観光で有名なのが年末年始を祝う「エディンバラズ・ホグマニー」です。ヨーロッパで開かれる冬のフェスティバルの中で最大の規模を誇る。毎年12月31日の夜から1月1日の昼頃まで続くストリート・パーティー。

 

 

・ロスリン礼拝堂

 

ロスリン礼拝堂は1446年にオークニー島の貴族でテンプル騎士団に属していたウィリアム・セント・クレアによって建てられました。小さな礼拝堂ですが、壁面は謎めいたレリーフで満ちあふれています。(聖書、天使、ケルト神など)

 

 

 

エディンバラ郊外にあるロスリン礼拝堂は、小説や映画の「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台になったことで一躍有名になりました。ラングドンとソフィーが聖杯の旅に出かけ、聖杯の眠る墓所「ロスリン礼拝堂」へ向います。そこにマグダラのマリアは眠っていませんでしたが、シオン修道会が残した資料が大量に残されていました。

 

聖杯は古のロスリンの下で待ち、その門を剣と杯が庇い護る

 

 

ダ・ヴィンチ・コードに登場する「シオン修道会」は実存する団体で、レオナルド・ダ・ヴィンチやアイザック・ニュートンら世界に名を馳せた人物が加入していた。シオン修道会とテンプル騎士団は1188年に分離。
ロスリン礼拝堂は実際に「テンプル騎士団」と関連があるチャペルです。フィクション小説ですがリアリティさが感じられます!

 

 

テンプル騎士団とは?

中世に存在していた騎士修道会で、聖地エルサレムに赴いていた十字軍の聖地巡礼者を守る団体。が、神を否定し悪魔崇拝をしていたことにより解散。

 

 

 

Rosslyn Chapel(ロスリン礼拝堂)

住所:Rosslyn Chapel, Roslin, EH25 9PU

行き方:エディンバラからバスで約40分

Situated just 7 miles south of Edinburgh city centre and close to the Scottish Borders, Rosslyn Chapel is open throughout the year.

 

オフィシャルサイト

https://www.rosslynchapel.com/visit/

 

 

 

 

まとめ

 

エディンバラ城の歴史とおすすめ観光スポットをご紹介しました。観光する前にあらかじめその国の歴史や文化などを知っておくとさらに観光が楽しめます。エディンバラは歴史的建造物も多く美しい街並みで多くの観光客を魅了しています。エディンバラ郊外には「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台になったロスリン礼拝堂もあります。エディンバラ観光には外せない人気スポットになっていますのでファン必見です!

 

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