【英語で簿記を学ぶ】簿記3級の知識があれば基本的な英文会計が理解できる!

フリーランスや個人事業主の方にとって避けて通れない確定申告。基本的な簿記の知識があれば財産や経営状態がもっとよくわかるようになります。日本語だけでなく英語の対訳もつけたので英文会計に興味のある人、英語でビジネスをしたい人向けの内容です。

 

英語と簿記(英文会計)

 

日商簿記検定3級程度の基本的な簿記・会計の知識があれば英文会計にもチャレンジできます。以前、簿記をかじったことがあったのですが日常生活でほとんど使う機会がなく忘れてしまいました。昨年からオンラインショップの運営を始めたため、もう一度勉強し直そうと思いテキストを購入して自分で帳簿をつけ、財務諸表を作成しました。個人事業主やフリーランスで働いている方にとって簿記の知識は大変役立ちます。

 

関連記事

近年、転職理由として「給与の不満」の割合が上昇しています。現在勤めている会社に相談しても給与面の待遇を改善してもらえない場合、年収を上げるために対策を講じる必要があります。今の会社を辞めて待遇の良い会社に転職する、スキルを磨いてキャリアアッ[…]

 

英語と簿記 なぜ必要?

 

フリーランスや個人事業主の方は会社勤めではないため、自分で帳簿をつけて会社の経済活動を記録しています。会社の財産や経営状態を把握するためには基本的な簿記の知識が必要になります。

 

 
Keroppy
以前、日商簿記検定3級の資格を取得したのですが、長い間簿記に触れる機会もなくほとんど忘れてしまっていました。せっかく取得した知識や資格を活用しなければもったいないと思い、もう一度テキストを購入して勉強をはじめました。自分の運営しているショップは勘定科目も少なくシンプルなため、実際には3級ほどの知識は必要ありません。しかし、帳簿をつけて財務諸表を作成するとなると多少の勉強が必要です。

 

簿記とは取引の流れや財産に関することを帳簿につけることです。会計とは会社の経済活動を記録し、報告書にまとめることです。会社の財政や経営状態を把握するためには、取引に関する仕訳や帳簿をつけ、決算時には財務諸表を作成する必要があります。財務諸表ですが、会社の財政状態をあらわす貸借対照表経営成績をあらわす損益計算書があります。

 

 

英語と簿記(会計用語を学ぶ)

 

会計 accounting

簿記 bookkeeping

会計期間における日々の取引では、仕訳を行い総勘定元帳へ転記します。決算の時期になると試算表と財務諸表(貸借対照表、損益計算書)を作成します。

仕訳とは勘定科目(現金、仕入など)を用いて取引をあらわす方法のことを言います。例えば、仕入れ先から商品を100円で仕入れ、現金で支払った場合の仕訳は下記のようになります。  

 

 

(借)仕入100   (貸)現金100


*借方(左)・・・debit   貸方・・・(右)credit

 

 

借方、貸方と2つにわけて取引の内容を記入します。これを複式簿記といいます。  

上記の例では、「商品を買って仕入をした」と「商品の支払いのため現金が減った」という意味になります。  

 

 

 

複式簿記 double-entry bookkeeping

仕訳 journal entryまたは journalizing(取引の内容を記録する)  

 

勘定科目 account title

・仕入 purchases

・現金 cash  

 

会計期間 accounting period

総勘定元帳 general ledger(勘定科目ごとに金額を記入する)

転記 posting

試算表 trial balance(合計額や残高を表にまとめる)  

 

財務諸表 financial statement

・貸借対照表 balance sheet (B/S)

・損益計算書 income statement (I/S)  

 

 

 

 

 

財務諸表を作成する上で重要なのは、資産、負債、資本(純資産)、収益、費用の勘定科目の分類を理解することです。貸借対照表は資産、負債、資本で構成され、損益計算書は収益、費用で構成されています。

 

損益計算書 Income Statement

〇〇株式会社   20XX 年  月  日~20XX 年  月  日  (単位:円)
費用 Expense 金額 Total 収益 Income 金額 Total
売上原価(仕入) Cost of Sales   売上高 (売上)Sales  
旅費交通費 Travel expense   受取利息Interest income  
支払利息 Interest expense      
*黒字は借方: 当期純利益 Profit for the year   *赤字は貸方: 当期純損失 Loss for the year  
       

 

 

 

 

貸借対照表 Balance Sheet

〇〇株式会社   20XX 年  月  日~20XX 年  月  日   (単位:円)
資産 Assets 金額 Total 負債・資本 Liabilities and Equity 金額 Total
売掛金 Accounts receivable   買掛金 Accounts payable  
現金 Cash   資本金 Share capital  
受取手形 Notes receivable   繰越利益剰余金 Retained earnings  
土地 Land      
建物 Building      
       

 

資産 assets

負債 liabilities

資本 equity  

収益 income

費用 expense

利益 profit(収益と費用の差額:収益-費用=利益)  

 

 

まとめ

簿記・会計の大まかな取引の流れと基本的な会計用語です。英文会計や海外ビジネスに興味がある人、教養として英語で簿記を学びたい人向けに書きました。今回、詳しい内容には触れていませんが、また機会があれば英文会計の詳細や貿易事務、海外との取引で使える英語の記事を書きたいと思います。

 

 

 

 

英会話を学ぶなら・・・

英語を話すのが苦手だと感じている人は少なくありません。

しかし英会話はやさしい中学レベルの英語で成り立っています。

→つまり、中学レベルの英語の基礎練習が不足しているから英語が話せないのです。

英語は積み重ねの学問なので基礎で躓くと挫折の原因になります。

 

英語は学問であると同時に技能でもあります。

英語を話す練習をしなければ英語が話せるようになりません。

また英語に触れる機会がほとんどないというのも英語が話せない理由の一つかも知れません。

英会話を上達させるには音読やシャドーイングなどのトレーニングが不可欠です。

そして、ネイティブスピーカーと実際に会話して練習する必要があります。

できれば自分の間違いを指摘してくれる英語指導者資格を有する講師に習うのがベストです。

 

シェーン英会話学校なら英語指導者資格を持つネイティブスピーカーから直接英会話のレッスンを受けることができます。

将来的に海外で暮らしてみたい、海外の大学に留学したい、ビジネスで英語が必要、英語が話せるようになりたい人に最適です。

現在、無料体験レッスンの申し込みを受付中です。

英語が話せるようになれば未来の選択肢や可能性が広がります。

 

 

講師は英語を母語としたネイティブスピーカーで英語指導の国際資格を有した人材(CELTA、CertTESOL)

月々定額の「月謝制」なので高額なお支払いは不要!

急なお休みのときには振替や転校なども可能です。

全国208校(関東圏では最多の186校)

職場や自宅から無理なく通えます。

 

・ビジネス英語を学びたい方

・いずれ海外で暮らしたい方

・TOEIC、IELTSなど各種試験対策を行いたい方

・お子さんに英会話を習わせたい方

 

 

最新情報をチェックしよう!