転職するなら資格を取得してキャリアアップ【英語ができれば有利】

近年、転職理由として「給与の不満」の割合が上昇しています。現在勤めている会社に相談しても給与面の待遇を改善してもらえない場合、年収を上げるために対策を講じる必要があります。今の会社を辞めて待遇の良い会社に転職する、スキルを磨いてキャリアアップする、将来性を考えて転職に有利な英語などの資格を取得することをおすすめします。転職を成功させるためには、大きな年収アップが見込めるように転職に有利となる経験を積んだり、スキルを磨いてキャリアップを目指しましょう。

 

転職と資格(給与の不満)

 

転職理由の一つとして給与面の不満が上昇しています。これまで転職と言えば会社側の都合によるリストラなどが多かったのですが、近年では条件の良い仕事を得るために転職する人が増えています。「第二新卒」という言葉が定着しているように特に20代の転職者数が2倍以上にも増えています。給与面の不満のほかにも精神的なゆとりを求めて転職、自分の能力や技能が生かせる仕事を求めて転職している人が多数を占めています。また、非正規雇用者の増加もその要因の一つです。男女別では女性の転職者数が男性を上回っています。

 

・若年層の転職

 

20代の場合、転職が増えている背景には非正規雇用者の増加があります。

また、自分らしいキャリアや精神的なゆとりを求めていることも大きな理由となっています。

 

・中高年層の転職

 

40歳以上の中高年層の場合、転職理由は若年層とは異なっています。

中高年の転職希望者は自分の能力や技能が生かせる仕事を求めて転職しています。

 

・女性の転職

 

女性の場合、仕事のやりがいや仕事の幅を広げたいなど専門性の高い仕事にシフトしています。

また、結婚や出産後も仕事を続けたいという女性が増えています。

共働きの夫婦の場合、残業時間や休日が少ないなど家庭環境の変化も転職理由となっています。

 

 

 

近年、雇用情勢が変化する中で2019年の転職者は最多の351万人でした。

非正規雇用者だけでなく、正規雇用者の離職・転職も増加しています。

→雇用形態の転換(正規と非正規間、同一雇用形態間)

 

会社の事業不振や先行きの不透明感、不安などから転職をした人は2009年をピークに減少傾向です。

一方で、より良い条件の仕事を探すために転職した人は増加傾向にあります。

→2019年には127万人にのぼり過去最多となりました。

 

参考:

総務省 増加傾向が続く転職者の状況~2019年の転職者数は過去最多~

https://www.stat.go.jp/data/roudou/topics/pdf/topics123.pdf

 

 

転職と資格(キャリアアップ)

 

いざ転職をしようと思っても転職をするには準備が必要です。漠然と転職活動をしてもうまくいきません。

転職活動する際、アピールできるような経験やスキルがあると有利です。

キャリアアップや将来転職したい業界・職種に関連した資格などを取得することをおすすめします。

 

*特定の分野に特化した知識や技能、資格があると専門職に就くことができ、一般的な仕事よりも収入が高い傾向があるためおすすめです。

 

 

・資格の種類

 

日本の資格は大別すると以下の3つがあります。

国家資格:国(業務独占資格、名称独占資格、設置義務資格)
公的資格:公益法人などの行政機関
民間資格:民間企業

 

 

・国家資格を取得して専門家になる

 

国家資格は国が行っているため社会的な信頼が高く、有資格者以外がその業務に就くことはできません。

 

 

医療関係の専門家

現代では高齢者の平均寿命が延びていることもあり、医療関係の資格は需要があり人気があります。

看護師などの資格は、医師や歯科医師、薬剤師に比べて難易度が高くないので挑戦してみてはどうでしょうか。


医療系の国家資格
医師、歯科医師、薬剤師、看護師、助産師、保健師、理学療法士、作業療法士、柔道整復師など

 

 

 

食にかかわる専門家

食にかかわる資格で、栄養の指導を行います。


栄養系の国家資格
栄養士、管理栄養士、調理師など(調理師は業務独占資格ではないため免許を持っていなくても業務は可能)

 

 

 

建築、建設にかかわる専門家

建築物の設計、工事監理、工事監督、電気工事など建物を作るのに必要な資格です。


建築系の国家資格

建築士、施工管理技士、電気工事士など

 

 

 

 

 

・転職に有利となる国家資格、民間資格(事務系)

 

事務系(全般・医療)や不動産、金融、エンジニア、マーケティング関連の資格では以下のようなものがあります。

 

 

事務系のおすすめ資格

・日商簿記検定(2級以上だと高く評価される)

・マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

 

 

 

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医療事務系のおすすめ資格

・診療報酬請求事務能力認定試験

・医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)

 

不動産、金融系のおすすめ資格

・ファイナンシャルプランナー(FP)

・宅地建物取引士(国家資格)

・社会保険労務士(国家資格)

・中小企業診断士(国家資格)

 

エンジニア系のおすすめ資格

・情報処理安全確保支援士(国家資格)

・基本情報技術者試験(国家資格)

 

マーケティング系のおすすめ資格

・ネットマーケティング検定

・ビジネス数学検定

・web解析士

 

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転職と資格(英語ができれば有利)

 

最近では、企業や各種団体における英語教育や英語に対する意識が高まっています。今後、英語の知識やスキルが重要になるという調査報告があります。また、新卒採用や中途採用を行う際に英語力を参考としている企業や団体が増えています。

 

参考:

一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会

https://www.iibc-global.org/iibc/press/2019/p128.html

 

 

・英語に関連する国家資格、民間資格を取得して転職する

 

英語の民間資格では英語によるビジネスやコミュニケーション能力を測るTOEICと英検が有名です。

日本国内での知名度が高いので、キャリアアップや転職する際にはこの2つの資格を持っていると有利になります。

 

英語によるビジネスやコミュニケーション能力を測る資格試験
N.Sさん

評価: 4.5TOEIC Listening & Reading Test (ビジネスレベル730点以上あると有利)外資系企業だとTOEIC700~800点レベルの英語力を求められることが多いです。

 

評価: 4.5実用英語技能検定(総合的な英語力が測れるテストで英検準1級以上あると有利)英語講師の場合、英検準1級以上のスキルを求められることが多く、実践的な英会話のスキルも必要になります。

英語力を重視している日系企業

日産: 社員のグローバル化が進み、就活する際にはTOEIC730点レベルが求められます。

楽天: 社内公用語が英語となっています。TOEICスコアは800点レベルが求められます。

 

おすすめ英語関連の資格(TOEICと英検以外)

・日商ビジネス英語検定(英語と貿易取引知識を測るテストで2級以上あると有利)

・貿易実務検定(B級以上あると商社、物流、メーカーなどの転職に有利)

・通関士(国家資格)

・国際会計検定(BATIC)

・通訳案内士試験

・JTF ほんやく検定

・J-SHINE(小学校英語指導者資格)

・教員免許状(英語)


Keroppy
英語の資格を持っていると転職するとき非常に有利となります。
例えば、英語の教員免許や指導者の資格を持っていると学校や民間企業で英語講師として採用されやすくなります。
また、英語が出来ると仕事の幅が広がり、高収入が見込めます。
TOEICで高得点を取るだけでなく、英語が話せれば即戦力とみなされ採用されやすくなります。

 

まとめ

 

転職活動に有利となる資格をご紹介しました。将来的に自分が希望する業界や職種に直結する資格を持っていると転職活動がスムーズにいきます。特に国家資格は業務を遂行するにあたって有資格者以外がその業務に就くことはできません。認知度の高い公的・民間資格はキャリアアップで転職する際に「〇〇級以上」あると有利になりますので是非挑戦してみてください。また、昨今のグローバル化により全般的に企業や団体が採用に関して英語力を参考にしている傾向があるので、英語関連の資格を持っていると転職する際に有利となります。

 

 

 

英会話を学ぶなら・・・

英語を話すのが苦手だと感じている人は少なくありません。

しかし英会話はやさしい中学レベルの英語で成り立っています。

→つまり、中学レベルの英語の基礎練習が不足しているから英語が話せないのです。

英語は積み重ねの学問なので基礎で躓くと挫折の原因になります。

 

英語は学問であると同時に技能でもあります。

英語を話す練習をしなければ英語が話せるようになりません。

また英語に触れる機会がほとんどないというのも英語が話せない理由の一つかも知れません。

英会話を上達させるには音読やシャドーイングなどのトレーニングが不可欠です。

そして、ネイティブスピーカーと実際に会話して練習する必要があります。

できれば自分の間違いを指摘してくれる英語指導者資格を有する講師に習うのがベストです。

 

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