【ストラトフォード・アポン・エイヴォン】見逃せないシェイクスピア観光

イギリスのストラトフォード・アポン・エイヴォンはウィリアム・シェイクスピアのゆかりの地です。文豪シェイクスピアのチューダー朝時代の歴史的な屋敷や庭園などあり、偉大な劇作家・詩人の資料が保存されているので知の遺産に触れることができます。ギフトショップではシェイクスピア関連の書籍やDVD、CDなど取り揃えているのでお土産を購入することができます。メアリ・ガーデン農園とホールズ・クロフトのカフェではイギリス伝統の食事やスイーツが頂けます。シェイクスピアファンなら絶対に外せない観光スポットです。

 

ストラトフォード・アポン・エイヴォン

 

ウィリアム・シェイクスピアは1564年4月26日にストラトフォード・アポン・エイヴォンにあるホーリー・トリニティ教会で洗礼を受けました。正確な誕生日は不明ですが、誕生の3日後に洗礼を受けることが一般的なしきたりだったため、4月23日が誕生日だったと言われています。シェイクスピアの洗礼と埋葬が記録された教区登録簿の原本はバースプレイス・トラストが保管しています。

 

 

シェイクスピア・バースプレイス・トラストとは?

シェイクスピアの生家の保存・管理、啓蒙活動を行っている非営利の教育団体

 

 

*トラストのギフトショップで購入した本

 

 

・シェイクスピアの生家

 

ウィリアム・シェイクスピア見学は、隣接するシェイクスピア・センターで彼の生涯と活躍した時代についての展示を見学してから生家に入ります。家の各所にはトラストの職員がガイドとして案内してくれます。シェイクスピアの生涯や当時の時代背景などを知ることができます。

 

Flora
庭園から入場します。庭園は主に19世紀半ばに造られ、シェイクスピア作品に登場する植物が数多く植えられています。

 

パーラー、ホール、工房、各寝室には1574年当時の様子が再現されています。当時の様子から16世紀の中流階級家庭だったと分かります。家具などは当時のオリジナルを再現したものです。

 

 

 

 

シェイクスピアの父は裕福な毛皮職人でした。家の東端は父ジョンの手袋店として使用され、裏庭には納屋や手袋工房がありました。

 

 

 

 

食堂では家族一同そろって食事をしていました。テーブルには食器が並び、大きな暖炉と調理器具が置かれています。

 

 

 

 

二階にはアンティーク調やイタリアン・グロテスク調(派手な白黒デザイン)の寝室があります。部屋に置かれているベッドやゆりかご、玩具、洗い桶、赤ん坊をくるむ布などはすべてシェイクスピア時代の品を忠実に復元しています。

 

 

 

 

*その他にも奥の間や台所、食糧貯蔵室など当時使われていたものを復元して展示しています。

 

 

 

芝居との出会い

 

シェイクスピアは少年時代、生まれ故郷の町で当時一流の演劇を楽しんでいた可能性があります。1580年代から1590年代初めにかけて、シェイクスピアはヘンリー・ストリートの家に妻子を残してロンドンへ赴く。初めて出版した長編詩「ヴィーナスとアドニス」、翌年の「ルークリース陵辱」は非常な人気を博した。シェイクスピアは俳優・劇作家として認められ成功を収めた。

 

 

 

生家の復旧

 

19世紀、シェイクスピアの生家は老朽化したことから売りに出されることになった。1846年チャールズ・ディケンズを筆頭に著名人が名を連ねたシェイクスピア・バースデイ委員会(シェイクスピア・バースプレイス・トラストの前身)が寄付金を集めて屋敷を買い取った。ディケンズは資金を集めるために一連のシェイクスピア劇の上演を企画した。

 

現在、ジュディ・デンチ氏がシェイクスピア・バースプレイス・トラストの特別名誉評議員となっており、シェイクスピアのゆかりの家々、資料の保存、教育分野におけるトラストの活動を支えています。

https://twitter.com/PenguinUKBooks/status/1670741681552121861?s=20

 

 

ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー

 

RSC(ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー)の地元はストラトフォード・アポン・エイヴォンです。ロイヤル・シェイクスピア・シアターほかスワン・シアター、コートヤード・シアターの劇場で公演を行っている。

 

 

 

 

ストラトフォード・アポン・エイヴォン(ゆかりの地)

 

シェイクスピアの生家をはじめ、彼にまつわる建物やゆかりの地は町の中心部にあります。アン・ハザウェイのコテージやメアリー・アーデンの農園は郊外にあるため、効率よく見学するならツアーバスを利用しましょう。

 

また、ストラトフォード・アポン・エイヴォンはイギリス屈指の観光名所の1つとなっているコッツウォルズ(北部のチッピング・カムデンへは車で約30分)に近いため、時間と日程に余裕のある人は一緒に観光巡りすることをおすすめします。

 

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Shakespeare’s Birthplace (シェイクスピアの生家)

住所:The Shakespeare Centre, Henley St, Stratford-upon-Avon, Warwickshire, CV37 6QW

行き方:ロンドンからストラトフォード・アポン・エイヴォンまで電車で約2時間30分

NEARBY ATTRACTIONS

10 minutes drive to Anne Hathaway’s Cottage

10 minutes walk to Shakespeare’s New Place

 

トラスト・オフィシャルサイト(シェイクスピアの生家)

https://www.shakespeare.org.uk/visit/shakespeares-birthplace/

 

 

 

 

・シェイクスピアゆかりの地

 

 

ナッシュの家とニュー・プレイス

ナッシュの家はシェイクスピアの孫娘エリザベスが夫トーマス・ナッシュと一緒に住んでいた家です。ストラトフォードの歴史に関する展示を行っています。この家の庭園にニュー・プレイスがあり、シェイクスピアが引退後没するまで過ごした家です。

 

ホールズ・クロフト

シェイクスピアの娘スザンナと夫(医師)ジョン・ホールの家で、美しく立派な外観をもつ屋敷です。内部にはエリザベス朝時代の診察室兼薬剤室が残っています。

 

 

 

 

グラマー・スクールとギルド・ホール

シェイクスピアの生家からほど近いチャーチ・ストリートにシェイクスピアが通っていたグラマー・スクールがあります。また父のジョンが出席していた市会が開かれるギルド・ホールがあり、彼が初めて旅役者たちの本格的な芝居を見た場所と言われている。

 

 

ホーリー・トリニティ教会

シェイクスピアの洗礼・埋葬を行った教会で、彼の墓は妻のアン、長女スザンナと夫ジョン、孫娘の最初の夫トーマス・ナッシュの墓とともに教会内陣にあります。

 

 

 

 

アン・ハザウェイのコテージ

シェイクスピアの妻アン・ハザウェイが結婚前に家族と住んでいた家。ハザウェイの家はかなり大きな農家でした。茅葺き屋根とチューダー朝建築の外観を持ち、家屋は12部屋ありそれぞれ16世紀のアンティーク家具が置かれています。

 

 

 

 

メアリー・アーデンの農園

エイヴォン川北西に位置するウィルムコートは、シェイクスピアの母メアリー・アーデンが育った場所。敷地内には納屋や牛小屋、鳩舎などがある。シェイクスピアの母方の祖父は富裕な農場主でした。

 

 

 

 

まとめ

ストラトフォード・アポン・エイヴォンにあるシェイクスピアの生家やゆかりの地をご紹介しました。見学する建物の多くは町の中心地にあります。ストラトフォード郊外にあるメアリー・アーデンの農園に併設するカフェで食べたスイーツがとても美味しかったのでおすすめします。

 

メアリー・アーデンの農園で食べたスイーツ♥

 

 

 

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