キリスト教の伝統行事の1つである復活祭はイースターとも呼ばれ、イエス・キリストが十字架にかけられてその3日後に復活したことを祝う行事です。春分の日以降、最初の満月後の「次の日曜日」に祝うためその年によって日付が変わります。また、イギリス特有の伝統行事であるパンケーキデイ。キリスト教ではイースターの40日前(日曜日を除く)の水曜日である「灰の水曜日」からイースターの前日「聖土曜日」までの期間を四旬節といい、40日間は断食期間となります。
イースターの起源(パンケーキ・デイ)
キリスト教ではイースターの40日前(日曜日を除く)の水曜日である「灰の水曜日」からイースターの前日「聖土曜日」までの期間を四旬節といい、40日間の断食期間(四旬節)前日の火曜日はパンケーキ・デイ(Shrove Tuesday)となります。
実際には断食するようなことはありませんが、簡素な食事を心がけ(?)四句節に先立つ火曜日にパンケーキ(小麦粉、卵、牛乳、砂糖などの食材を消費することが目的)を食べることが習慣になっています。
イギリス、アイルランド、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどのキリスト教国の中でもとくにイギリスでは伝統行事としてパンケーキデイが色濃く残っています。
キリスト教会では「キリストの受難と復活」の聖なる3日間(Good Friday~Easter Sunday)は重要な日に位置づけられています。またイースター後の月曜日(Easter Monday)も祝日となるためイギリスでは金曜日から月曜日まで4連休となります。
イースターの起源(イースター・エッグとバニー)
イースター・エッグはイースターを祝うために用いられます。また、断食期間の四旬節が終わることを祝う意味も含まれ、卵そのものは復活や生命誕生のシンボルとなっています。イースターではイースター・バニーがイースター・エッグを運んできて隠しているという伝承があり、イースター当日の朝になると子供たちは隠れた卵を探します。
さまざまな説がありますが、古来より卵やウサギは豊穣を意味することからイースターでは染色された卵を飾る習わしがあります(春の訪れとともに花が開花するため)。ウサギは多産であることから生命の復活と繁栄を祝うイースターのキャラクターになっています。
またキリスト教会の伝承として、マグダラのマリアがキリストの復活を知らせるためローマ教皇に赤い卵を献上したことが由来になっています。
元来はゆで卵を染色していましたが、現代ではカラフルなホイルで包まれたチョコレート菓子の卵(中が空洞になったもの)で代用しています。そのためイースターの時期になるとカラフルなイースター・エッグのチョコレートが店頭で売られています。
イースターの起源(お菓子のレシピ)
イギリス伝統行事であるパンケーキデイ。この日は正式にはShrove Tuesdayといいます。イースターが基準となるため、イースターもパンケーキデイも毎年日にちが変わります。イースターまでの40日間健康に留意して過ごしましょう。以下にパンケーキとチョコレートエッグのレシピを掲載しました。
*英語のレシピです
BANANA PANCAKES(バナナ パンケーキ):Makes:10, Serves:3-5
・120g Self-raising flour 小麦粉
・1TESP Oats オーツ
・1 TBSP Herbalife banana cream F1 powder ハーバライフ・バナナクリームF1パウダー
・1 Egg (Lightly beaten) 卵
・150ml Milk 牛乳
・Blueberries and bananas (to serve) ブルーベリーとバナナ
CALORIES: 155 kcals カロリー
FAT: 4g 脂肪
SATURATES: 2g 飽和脂肪酸
CARBS: 23g 炭水化物
SUGARS: 2g 糖質
FIBRE: 2g 繊維
PROTEIN: 6g タンパク質
SALT: 0.12g 塩分
作り方は下記の動画を参考にしてください(How to make Banana Pancakes)
出典元:Herbalife Nutirition
Chocolate Eggs (チョコレート エッグ): Ingredients (Makes 6)
出典元:Herbalife Nutirition
まとめ
キリスト教の伝統行事であるイースターをご紹介しました。イースターは毎年日にちが変わります(パンケーキ・デイも同様)。そのこともあってか日本でイースターはクリスマスのイベントほど浸透しておらず、春には花見や卒業、新入学シーズンが主要なイベントになっています。しかしキリスト教国ではクリスマスやイースターは重要な日と位置づけられており、イエス・キリストを祝う行事や礼拝のため連休となります。