【保存版】小説の書き方とルールを学んで読者の心をつかむ文章術

前回のブログで取り上げた「初心者編・1週間で小説が書けるようになる書き方のポイントを解説」に続き、今回もクリエイティブ・ライティングに挑戦したい人に向けて小説の書き方を取り上げます。小説の書き方やルールのほか、文学作品で取り上げられる専門用語の解説を参考にし、高度で実践的な内容になっています。

 

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小説の書き方とルール

 

小説の書き方の手順

  1. プロットを考える(お話作りのことで全体の設計図、起承転結)
  2. キャラクター設定(物語のメインとなる主人公と登場人物)
  3. 物語の視点を考える(カメラはどこ?どこから見ているのか?)
  4. ストーリーの種類を決める(フィクションでオリジナル小説など)

 

ストーリーのプロット作りに必要なこと

 

◆場所や時間のヒントとなる描写

◆シーンに登場する人物

◆主なセリフ(登場人物の性格や心理)

◆前フリや伏線

 

これらを物語に入れてストーリーを創り上げていきます。季節や時間、場所などを描写しておかないと読み手は混乱してしまうからです。映画やドラマなどと違い映像がないため、すべて文章の中で登場人物の性格や心理、背景などを描写しておかないといけません。

 

物語の中で後の展開をそれとなくほのめかしておくことを伏線といいます。伏線がないと後から唐突に物語が始まってしまうため必要な事柄を描写しておく必要があるのです。

 

 

小説の書き方とルール(フィクションの創作)

 

小説、劇、詩などフィックション作品を創作したい場合、そのお話のテーマ、プロット、キャラクターなどについて細かくプランを立てます。

 

◆NOVEL(小説)はテーマを設定し、プロット、登場人物、カメラの視点、ストーリーの種類(ジャンル)を決めて創作します。

 

◆DRAMA(劇)はおもに社会や倫理、道徳観などがテーマになり、Dialogue(ダイアログ/対話)やMonologue(モノローグ/独白)を用い、Tragedy(悲劇)やComedy(喜劇)として創作します。

 

◆POETRY(詩)はBlank verse(無韻詩)、Ballads(バラッド)、Sonnets(ソネット)などがあります。詩の単位はStanza(連、節、スタンザ)と呼ばれ一般に4行以上から成り立ちます。Rhyming couplets(押韻の二行連句)はシェイクスピアの作品によく見られます。

 

 

・絵を想像できるような描写

 

上記の内容を踏まえたうえで、小説などのフィクション作品を創作する際に知っておくべきルールを説明します。

 

読み手は本の活字を頼りに物語を読み進めていきます。映画やドラマと違って映像がないため、読者が頭の中で物語の絵を想像できるようにすべて言葉で登場人物の心理状態や情景を描写しなければなりません。そのため、語彙や表現を磨く必要があります。

 

・詳細な描写

・映像のような情景

 

*初心者の頃は描写が難しく、言葉で説明してしまいがちなので注意しましょう。

雨が激しく降っている。←(説明)

軒先から落ちる雨垂れが激しく地面を打ちつけている。←(描写)

 

 

そのほかにも文章に変化をつける方法があります。物語の中で用いる語彙や表現の選択はもちろん、パラグラフの構造、質問文の挿入、一文を長く/短くして変化をつけると読み手に効果的で異なった印象を与えます。登場人物の心の中を描くときも「独白」のテクニックを用いて読者を惹きつけることができます。

 

 

・小説に登場するキャラクター

 

小説に登場するキャラクターは詳細に設定する必要があります。キャラクターの容姿、行動、言葉(話し方で性格が分かる)など細かく描写し、読み手にリアル感を与えます。また、過去の回想シーンや何かを突然思い出したり、未来を予見するような前兆は独特な雰囲気を演出し、物語や舞台の設定に効果的です。

 

 

・文学の専門用語

 

 

文学作品で用いられる修辞的なテクニックや専門用語を解説します。

Simile(直喩) like/as ある物を直接他のものと比べる修辞法

・He sleeps like a log.(丸太のように眠る→ぐっすり眠る)

 

Metaphor(隠喩) A is Bのように直接叙述する方法

・All flesh is grass.(人はみな草なり)

 

Imagery(イメージ) 何らかの姿・形を思い浮かべること

Symbolism(象徴) 本来関わりのない2つのものを類似性をもとに関連づけること

Allegory(寓話) 動物などを擬人化し教訓などを比喩的に表現する、たとえ話

Ambiguity(曖昧さ) 1つの表現に含まれる多義性、重層的な意味

Irony(皮肉) 互いに矛盾するような表現技法、皮肉な言葉

Emotive language(情緒的な言葉) 感動的な言葉

Personification(擬人化) 人間以外のものを人間にたとえること

 

 

 

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まとめ

 

今回は本格的に小説を書きたい人のために「具体的な小説の創作方法」について解説しました。創作した作品はアマゾンのKindle(KDP)から無料で出版することができます!

 

 

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