【医療英語】これだけは覚えておきたい風邪や痛みに関する英語フレーズ集

海外で病気になると旅慣れた人でも心細くなるものです。特に医師とのコミュニケーションは難しく、自分の体の不調や症状をきちんと伝えることができないと手遅れになってしまう恐れもあります。とくに「痛み」はさまざまな症状や表現があります。きちんと英語で体の痛みを伝えることができるように英語表現をまとめてみました。

 

関連記事

イギリス旅行のための役立つ基本情報です。イギリスは一年を通じて降雨があるためフード付きの上着が必要。病気やケガなどに備えて海外旅行保険に加入しておきましょう。主な日系クリニックも紹介。イギリスに半年以上滞在する人は、イギリス政府が運営するN[…]

 

医療英語 海外で病気になったら

 

海外で風邪を引いた。現地の薬局や薬店で市販の風邪薬を買って飲んだけど症状が良くならない。数日様子をみていたが風邪をこじらせたみたいで高熱が出てひどい寒気と体の痛み。このような症状の場合、もしかしたら風邪ではなくてインフルエンザかも知れません。

急いで病院に行って医師の診察を受ける必要があります。インターネットなどで病院を調べて電話をかけて予約を取ります。

病院に到着したら、初診時には問診票に患者情報(名前や年齢、性別などのほかにも病歴やアレルギーの有無など)を記入する必要があります。

 

 

内科:Internal Medicine

 

風邪や腹痛などの症状がある場合は内科で診察を受けます。内科はinternal medicine、内科医(医師)はphysicianと言います。私たちに馴染みのあるdoctorとは医師、医者という意味です。それでは内科で医師の診察を受けている会話表現をみてみましょう。

 

内科で医師の診察を受ける

 

 
Flora

医師:症状は?

What symptoms do you have?

 
Keroppy

患者:こんにちは。風邪を引いたようです。

Hello. I think I’ve caught a cold.

 
Flora

医師:はありますか?

Do you have a fever?

 
Keroppy

患者:高熱があり数回吐きました

I have a high fever and have vomited a few times.

 
 
Flora

医師:ほかにどのような症状がありますか?

What other symptoms do you have?

 
Keroppy

患者:ひどい頭痛がして手足の関節も痛い感じがします

I’ve been having a terrible headache and my joints ache.

 

 
Flora

医師:わかりました。すぐ診察しましょう。

OK. Let me examine you quickly.

 

 

一般的な風邪の場合、くしゃみ、鼻水、咳、頭痛、喉の痛みですが、インフルエンザの特徴は高熱が出て頭痛がし、体も痛み、ふるえが止まりません。

頭痛はheadache、喉の痛みの場合sore throatと言います。

 

風邪を引いて症状を伝えるとき「I have / feel・・・」や「My(体の部位)・・・」が定番表現となります。

 

ちなみに偏頭痛はmigraine headacheと言います。

・頭痛がする I have a headache. / My head aches.

・喉が痛む I have a sore throat.

 

 

 

医療英語 風邪にまつわる表現

 

・風邪を引いている I have a cold.

・熱があります I have a fever.

・せきが出ます I have a cough.

・鼻水が出ます I have a runny nose.

・鼻がつまります My nose is stopped up.

・のどがひりひりします My throat burns.

・のどが腫れています My throat is swollen.

・のどがごろごろします My throat feels rough and swollen.

・頭がボーッとします My head is fuzzy.

・頭がふらつきます My head is swimming.(めまい)

・頭がくらくらします I feel dizzy.(めまい)

・寒気がします I feel chilly.

・ムカムカします、吐き気がします   

I feel nauseated. / I feel like vomiting.

・たんがでます I bring up phlegm.

(たんの発音はフレム)

 

 

医療英語 さまざまな痛みに関する表現

 

痛みの表現は風邪やインフルエンザで頭が痛い場合以外にも胃痛や腹痛、ケガや歯の痛みなどさまざまあります。病気やケガ、体の症状によって使い分けることができるようにしましょう。

 

頭の痛みを表現する

 

・頭が割れるように痛みます I have a splitting headache.

・頭がズキンズキンします I have a throbbing headache.

 

基本的に頭痛や痛みに関する表現は「I have a … headache.」や「I have a … pain.」と言います。

 

割れるように痛いはsplitting headacheと言いますが、splitは動詞で「(頭が)割れるように痛む」という意味です。throbは動詞で「ズキズキ痛む」です。

 

throbは病気のほかにもケガや虫歯などで痛むとき(ズキズキ痛む)にも用いられます。      ・(傷や虫歯などが)ズキンズキンします It throbs.

体や心の痛みはhurtやache(痛む)でもOKです。

・傷が痛みます The wound hurts / aches.

・心が痛む My heart aches. It hurts me.

 

 

 

 

胃やおなかの痛みを表現する

 

胃腸の痛みは複雑でさまざまな言い方がありますので参考にしてください。

・おなかが痛みます I have an abdominal pain. / My stomach hurts.

・腹痛がします I have a stomachache.

→abdominalは腹部という意味です。
→stomachは胃、腹部などの意味があります。

 

 

・胃がチクチクします I have a prickling pain in my stomach.

→prickleは針、とげの意味があります。

 

・胃に鈍痛があります(しくしく痛む)I have a dull pain in my stomach.

・胃がズキズキします I have a throbbing pain in my stomach.

・胃がキリキリ痛みます(鋭い痛み)I have a sharp pain in my stomach.

・胃がキューッと痛みます I have a squeezing pain in my stomach.

・胃が刺すように痛みます I have a stabbing pain in my stomach.

 

まとめ

 

海外滞在中に急な病気やケガなどで病院へかからなければならなくなったときに使える便利な英語表現を紹介いたしました。体調を崩したときその症状をきちんと医師へ伝えることができますか。とくに痛みにはさまざまな種類や言い方がありますので覚えておきましょう。

 

関連記事

海外旅行やビジネス、留学等で海外滞在中に病気やケガをして病院にかかったらどうしますか?基本的な医療に関する英語表現を知っていますか?いざという時、自分の体の状態を英語で医師に伝えなければなりません。医療英語は日常英会話やビジネス[…]

 

 

薬草を使った治療の歴史―現代医学と代替療法– Flora’s Garden (ハーバライフ)https://gardenflora.xsrv.jp/beautyhealth-blog/alternative-therapy/

 

 

 

 

英会話を学ぶなら・・・

英語を話すのが苦手だと感じている人は少なくありません。

しかし英会話はやさしい中学レベルの英語で成り立っています。

→つまり、中学レベルの英語の基礎練習が不足しているから英語が話せないのです。

英語は積み重ねの学問なので基礎で躓くと挫折の原因になります。

 

英語は学問であると同時に技能でもあります。

英語を話す練習をしなければ英語が話せるようになりません。

また英語に触れる機会がほとんどないというのも英語が話せない理由の一つかも知れません。

英会話を上達させるには音読やシャドーイングなどのトレーニングが不可欠です。

そして、ネイティブスピーカーと実際に会話して練習する必要があります。

できれば自分の間違いを指摘してくれる英語指導者資格を有する講師に習うのがベストです。

 

シェーン英会話学校なら英語指導者資格を持つネイティブスピーカーから直接英会話のレッスンを受けることができます。

将来的に海外で暮らしてみたい、海外の大学に留学したい、ビジネスで英語が必要、英語が話せるようになりたい人に最適です。

現在、無料体験レッスンの申し込みを受付中です。

英語が話せるようになれば未来の選択肢や可能性が広がります。

 

 

講師は英語を母語としたネイティブスピーカーで英語指導の国際資格を有した人材(CELTA、CertTESOL)

月々定額の「月謝制」なので高額なお支払いは不要!

急なお休みのときには振替や転校なども可能です。

全国208校(関東圏では最多の186校)

職場や自宅から無理なく通えます。

 

・ビジネス英語を学びたい方

・いずれ海外で暮らしたい方

・TOEIC、IELTSなど各種試験対策を行いたい方

・お子さんに英会話を習わせたい方

 

 

最新情報をチェックしよう!