【英語の絵本】ピーターラビットのおはなし【はじめての洋書に最適】

1902年に刊行された『ピーターラビットのおはなし』は100年以上経った今でも世界中で読み継がれてたくさんの人々に愛されています。このお話はビーターラビットと呼ばれるうさぎが主人公で、シリーズ作品の総称ともなっています。作者のビアトリクス・ポターはイギリスの絵本作家で児童文学の古典として親しまれ、英語の絵本なら英語が苦手な方でも多読教材として利用できます。挿絵が多いので英語を理解するのに役立ちますよ。

 

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英語の絵本・ピーターラビット(作者)

 

ビアトリクス・ポターはピーターラビットの生みの親で、イギリス・ヴィクトリア時代の絵本作家です。1902年に『ピーターラビットのおはなし』が刊行されました。ピーターラビットの絵本シリーズは100年以上経った今でも世界中の人から愛されています。

 

幼い頃から自分の部屋でペットを飼い、動物たちを観察してスケッチをしていたポターは絵本作家として活動を始めました。

 

 

・ニア・ソーリー村のヒルトップ

 

イギリス・イングランド北部に位置する湖水地方は、水と緑に囲まれた自然のオアシスで、多くの湖が点在しています。ビアトリクス・ポターは湖水地方・ニア・ソーリー村にあるヒルトップ農場を購入し、ここでピーターという名前のうさぎを飼っていました。ポターの絵本には湖水地方に実在する建物や人物がたびたび登場し、ヒルトップの家や庭が舞台になっています。絵本を読めば、挿絵の背景がニア・ソーリー村に今なお残っていることに気がつきます。

 

 イギリス・湖水地方

 

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ヒルトップ

住所:Near Sawrey, Hawkshead, Ambleside, Cumbria, LA22 0LF

行き方:湖水地方・ボウネスからフェリーとバス(ニア・ソーリー村行き)

 

Shuttle service from the heart of Bowness village to the western shore of Windermere (April – October): https://www.windermere-lakecruises.co.uk/cruises-fares/bowness-to-ferry-house-cross-lakes-shuttle

Once disembarked, follow the way marked path to Hill Top, approximately 2 miles.

 

オフィシャルHP

https://www.nationaltrust.org.uk/visit/lake-district/hill-top

 

 

 

 

英語の絵本・ピーターラビット(絵本)

 

ビアトリクス・ポターの絵本には、青い上着を着たうさぎ「ピーターラビット」だけでなくさまざまな動物が登場します。

 

 

 

・キャラクター紹介

 

 

ピーターラビット

ペットのうさぎの名前がピーターだった(ヒルトップ)

赤りすのナトキンとブラウンじいさま

 

フロプシー、モプシー、カトンテール あひるのジマイマ

 

ピーターのおかあさん

 

きつねのトッド

 

ピーターのおとうさん(マグレガーおばさんにパイにされた) ケップ

 

マグレガーおじさん

 

アナグマ・トミー

 

ベンジャミン・バニー

 

ジンジャーとピクルス

 

ベンジャミン・バニー氏(バウンサーさん)

ペットとして購入したうさぎにベンジャミン・バウンサーと名付けた(1890年)

はりねずみティギー

 

こねこのトム

 

ジェレミー・フィッシャー

 

ミトンとモペット

 

つまさきティミー

 

タビタおくさん(タビタ・トウィチット)

 

リビー

 

サミュエル夫妻

 

ダッチェス

 

ハンカ・マンカ

 

ピグリン・ブランド

 

ねずみふじん

 

こぶたのロビンソン

 

チミー・ウィリー

 

まちねずみジョニー

 

 

 

 

・絵本 ピーターラビットシリーズ

 

絵本 ピーターラビットシリーズは「ピーターラビットのおはなし」を含め全部で23巻あります。ビアトリクス・ポターの挿絵がついた子供向けの絵本で、いたずら好きのピーターラビットがマグレガーさんの庭でいたずらをして見つかって追われるが、最後には脱出するという内容になっています。

 

 

ピーターラビットのおはなし

 

Once upon a time there were four little Rabbits, and their names were— 

 

Flopsy,
Mopsy,
Cotton-tail,
and Peter.

 

They lived with their Mother in a sand-bank, 

underneath the root of a very big fir-tree. 

 

 

ピーターラビットのおはなし(The Tale of Peter Rabbit)

英語レベル YL3.0 総単語約950語

 

 

 

「こねこのトムのおはなし」

ヒルトップの庭が挿絵に使われていることが分かります。

 

 

赤りすナトキンのおはなし グロスターの仕たて屋
ベンジャミン・バニーのおはなし 2ひきのわるいねずみのおはなし
はりねずみティギーのおはなし パイがふたつあったおはなし(英語版)
ジェレミー・フィッシャーどんのおはなし(英語版)*エスウェイト湖 こわいわるいうさぎのおはなし(英語版)
モペットちゃんのおはなし こねこのトムのおはなし 

*ヒルトップの家と庭

あひるのジマイマのおはなし 

*農場や村周辺

ひげねずみサムエルのおはなし 

*ヒルトップの農家

フロプシーのこどもたち ジンジャーとピクルズやのおはなし(英語版) *ソーリー村オールド・スミシー通りの店(現在は民家)
のねずみチュウチュウおくさんのおはなし(英語版) つまさきティミーのおはなし
キツネのトッドのおはなし 

*ソーリー村・ブル土手(岩の下)

こぶたのピグリン・ブランドのおはなし(英語版) 

*農場ヒルトップで飼われていた豚

アプリイ・ダプリイのわらべうた(英語版) まちねずみジョニーのおはなし
セシリ・パセリのわらべうた(英語版) こぶたのロビンソンのおはなし(英語版)

 

 

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ピーターラビットの歴史

 

1866年:ビアトリクス・ポター誕生(ロンドン・ケンジントン)

1882年:ポター一家が初めてウィンダミア近郊を避暑地として、湖水地方を訪問

1890年:ペットとして購入したうさぎ「ベンジャミン・バウンサー」

1893年:家庭教師の息子の少年に「ピーターラビットのおはなし」を絵手紙にして送付

1901年:「ピーターラビットのおはなし」私家出版

1902年:「ピーターラビットのおはなし」フレデリック・ウォーン社より出版

1903年:ピーターラビットの人形を特許庁に登録

1905年:湖水地方のニア・ソーリー村にあるヒルトップ農場を購入

1943年:ビアトリクス・ポター死去

1991年:The World of Beatrix Potter Attraction 湖水地方にアトラクション展示施設オープン

2016年:ビアトリクス・ポター生誕150周年

2006年:映画「ミス・ポター」公開

2007年:湖水地方がユネスコの世界文化遺産に登録

2018年:映画「ピーターラビット」初のハリウッド実写映画公開

2021年:映画「ピーターラビット2/バーナバスの誘惑」続編映画

2022年:「ピーターラビットのおはなし」出版120周年

 

 

 

まとめ

 

今回はピーターラビットの歴史と絵本をご紹介しました。イギリスの湖水地方に行けばポターが住んでいた家(ヒルトップ)やアトラクション展示施設でピーターラビットの世界を満喫することができます。

 

 

 

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