【最新版】イギリス大学留学【経験者がおすすめする3つの理由】

昨今のグローバル化に伴い英語を使える人材を求めている企業や団体が増えており、英語力を伸ばすために海外留学を検討している人が少なくありません。英語力を向上させて将来に繋げたいと思っていませんか?私は渡英する機会に恵まれ、そのチャンスを生かしてイギリス大学留学を経験し本を出版する夢を実現することができました。

イギリスは英語の本場で多様な文化や歴史を学ぶことができ、日本人留学生が少ないため英語を習得したい人にとって良い環境です。今回は留学を検討している人の中で一番希望者が多いと思われるイギリス大学留学について書いていきます。

 

イギリス大学留学(教育制度)

 

一口に留学と言っても現地の小中高校、専門学校、大学(短期、長期)など種類と期間もさまざまです。今回、大学留学を説明するにあたりイギリスの教育制度を理解しておく必要があります。イギリスの教育制度は複雑で地域によっても異なります。ここではイングランドを中心に解説していきます。

教育段階は大きく分けると就学前教育(幼稚園)、初等教育(小学校)、中等教育/6thフォーム(中学/高校)、高等教育(大学)の4つに分類されます。下記の表では就学前教育は割愛しました。

 

高等教育

Higher Education (HE)

University 大学、大学院

Bachelor(学士)

Master(修士)

Doctor(博士)

18歳以上 学士は3年間

修士は通常1年間(Researchは2年間)

博士は通常3年間

HND/Foundation degree

高等国家ディプロマ(3年制大学2年目終了レベル)

Year 13

(A2レベル)

17 Aレベル試験 A*~Eの段階評価

大学進学のための国家試験(3~5科目選択)

6th form(大学進学準備) Year 12

(ASレベル)

16 Key Stage5

 

Further Education (FE)

継続教育(職業、専門、成人)

Year 11 15 GCSE試験 1~9の段階評価(A*~G廃止)

義務教育終了の国家試験(10科目前後選択)

Year 10 14 Key Stage4
Year 9 13
Year 8 12
中等教育(義務教育)公立校 Secondary school

 

Year 7 11 Key Stage3
Year 6 10
Year 5 9
 

 

Year 4 8
Year 3 7 Key Stage2
Year 2 6
初等教育(義務教育)公立校 Primary school Year 1(学年) 5(年齢) Key Stage1

 

イギリスの教育制度は、日本のような卒業制度ではなく科目ごとに行われる検定試験を受けて資格を取得することで学歴を証明します。

そのため自分の進路や目的に合わせて科目を選択することができ、個々の能力を尊重し発揮できるような教育制度となっています。

GCSEの試験を受けて大学進学準備の6thフォームに行くか、継続教育のカレッジに行くか決めます。

カレッジに進んだとしても大学入学に必要な科目の資格(Aレベル)やファウンデーションコースに進めば大学に進学することが可能です。

 

 

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・6th formとAレベル

 

イギリスの学生は6thフォームで大学で学びたい科目の基礎を1~2年かけて学びます。

そして大学進学に必要な科目の試験(Aレベル)を受けます。C以上のグレードを取得すると大学に進めます。

6thフォームは大学進学準備のためアカデミックなコースです。

 

 

・Further Education(FE)

 

Further Education(FE)は継続教育といいます。

義務教育終了後に専門教育や職業訓練または大学進学準備を目的としています。

日本の専門学校と似ていて、さまざまなプログラムを提供しています。

 

 

・ファウンデーションコースとは?

 

専門的な授業に入る前に必要な知識、技能を身につけることを目的としたコースです。(Foundation degree)

イギリスの6thフォームの2年次(Year13)は、日本の大学の学部課程1年次にあたります。

→Aレベルでは大学進学の学部・専攻を決めて基礎教養を含めた勉強をします。

 

日本の高校を卒業した人がそのままイギリスの大学に進学することは認められていません。留学生は大学の基礎教養を身につけるため1年間ファウンデーションコースを受講し、その後希望する大学に進みます。

ファウンデーションコースは日本の準学士相当のため、日本の短大を卒業している人は直接イギリスの大学に進学できます。

イギリス人でもAレベル終了後にファウンデーションコースに進むことがあります。

 

 

 

 

イギリス大学留学(おすすめする3つの理由)

 

イギリスの大学はほとんどが国立大学です。(私立のバッキンガム大学等除く)

イギリスの教育機関は、政府や教育団体が定めた厳しい基準を満たしているため大学数も100校ほどしかなく全体的に高水準です。世界大学ランキングでもオックスフォード大学やケンブリッジ大学は常にトップランキングです。

イギリス大学留学をおすすめする理由①

高い教育水準、研究レベルの環境で安心して勉強できます

 

 

大学のタームと専攻

1学期が9~12月、2学期が1月~4月、3学期が5~8月(クリスマス、イースター、サマーホリデーを挟みます)大学の専攻は主専攻のほかに副専攻も選べます。

大学の学士課程は3年間、修士は1年間でイギリスの大学はほとんどが3学期制です。

イギリス大学留学をおすすめする理由②

大学の修士課程は1年間で取得できるため、他国よりも滞在費用や期間が少なく済むのでおすすめです。

 

 

 

情報収集しよう

大学やコースを調べるにはインターネットで検索したり、英文レターを書いて学校案内を送付してもらいましょう。また、留学エージェントやブリティッシュ・カウンシルなどを利用するのも良いでしょう。

イギリス大学留学をおすすめする理由③

イギリスはヨーロッパをはじめ世界各国からの留学生が多く、さまざまな国籍の人と交流するチャンスがあります。また、最先端の流行と伝統が入り交じった刺激的な国で、ヘアーメイク、ダンス、ホテル、旅行、写真、音楽、レジャー、スポーツ、コンピュータ等の分野の科目が大学レベルで学べます。

 

 

 

・留学手続き方法

 

1.留学したい学校を探して最新資料(学校案内)を入手する。

2.書類の準備(卒業証明、成績証明、志望動機文、IELTSの受験、ポートフォリオ、推薦状など)

3.願書を書く

4.イギリスの大学へ出願(イギリスの大学へ直接送付またはUCASを通して出願)

5.条件付き合格や合格の通知(英語力が足りない場合、夏の英語準備コースを受講すれば入学許可となることがある)

6.渡航の準備(授業料の振込み、住まいの手配、パスポート、ビザ、英文残高証明書、荷造りなど)

 

 

IELTS(アイエルツ)とは?

IELTS(アイエルツ)はイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド等の大学に進学を希望する留学生が入学条件として英語能力を証明するテストです。「読む、書く、聞く、話す」の4つの分野でテストします。

イギリスの大学はほとんどが国立大学のため教育水準が高く、イギリス大学留学を希望している人は高い英語力を証明する必要がありIELTS(アイエルツ)のテストスコア提出が義務づけられています。

 

英語力の目安は下記を参考にしてください。

カレッジ、各種ディプロマ(HND):アイエルツ5.0~6.0

ファウンデーションコース(Foundation degree):アイエルツ4.5~5.5

大学学士課程:アイエルツ6.0前後

大学修士課程:アイエルツ6.5前後

*オックス・ブリッジ(学士、修士)はアイエルツ7.0~7.5が目安です

 

 

UCASとは?

UCASとはイギリスの大学へ入学する際の申請(出願)窓口となっている機関です。イギリスの大学に進学する場合、UCASを通して出願する必要があります。出願はオンラインで出願者が行うか留学エージェントに代行してもらうことも可能です。もし希望する大学からオファーがもらえなかった場合、クリアリング制度を利用しましょう。

学生の定員に空きがある大学やコースへ改め、UCASから再度出願することができます。

 

 

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イギリス大学留学(おすすめ大学)

 

イギリスには約100校の大学がありますが、そのうちイギリスのトップレベルの大学群をラッセルグループと言います。評判が良く研究規模や費用が群を抜いており、教育施設が充実して優秀な教授が在籍しています。そのため大学には英国内の学生のみならず、ヨーロッパや世界各国から留学生が集まっています。今回はこのラッセルグループの大学をご紹介します。

 

 

・イギリスの大学(ラッセルグループ)

 

・バーミンガム大学(オンラインコース設置)

・ブリストル大学(オンラインコース設置)

・ケンブリッジ大学(ファウンデーションコースなし、Aレベルカリキュラムを修了しなければならない)

・カーディフ大学

・ダラム大学

・エディンバラ大学

・エクセター大学(編入プログラム参加可能)

・グラスゴー大学(オンラインコース設置)

・インペリアルカレッジ・ロンドン

・キングスカレッジ・ロンドン

・リーズ大学

・リバプール大学(オンラインコース設置)

・ロンドン経済大学(London School of Economics and Political Science)

・マンチェスター大学

・ニューカッスル大学(編入プログラム参加可能)

・ノッティンガム大学(オンラインコース設置)

・オックスフォード大学(ファウンデーションコースなし、Aレベルカリキュラムを修了しなければならない)

・ロンドン大学、クイーンメアリー(オンラインコース設置)

・クイーンズ大学

・シェフィールド大学

・サウサンプトン大学

・ユニヴァーシティカレッジ・ロンドン

・ウォーリック大学

・ヨーク大学(オンラインコース設置)

 

 

現在でも留学に関して新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響はありますか?

新型コロナウイルスの影響もありイギリス国内では「オンライン+対面授業」や「オンラインコース」に切り替えている大学が多くみられましたが、英国に入国するCOVID-19渡航制限が全面的に解除されました。

2022年度、イギリス大学のキャンパスでは対面式の授業を再開しています。さまざまな社会状況に対応出来るようにハイブリッド学習、デジタル講義など継続して行われる場合もあり、多様な対策を立てています。各大学の詳しい情報については留学エージェントや大学に直接問い合わせてください。

 

 

大学留学準備、IELTS(アイエルツ)対策におすすめ

 

IELTS(International English Language Testing System)は、英国・オセアニア他への海外留学や移住申請に必要とされるテスト。最近はTOEICR®L&Rテストと同様、国際的に通用する英語能力証明の評価の高いテストです。コミュニケーションスキルを高めるとともに、出題傾向に即したレッスンを行います。シェーン英会話学校なら英語指導者資格を持つネイティブスピーカーから直接英会話のレッスンを受けることができます。

 

 

 

IELTS対策

初級~準中級

*Foundation course 4.5~5.5が目安

(英検2級レベル)

目標スコア:4.5~5.5

listening, speaking, reading, writing のスキルの向上

中級~上級

*学部5.5~6.0、修士6.0~6.5が目安

(英検2級~準1級レベル)

目標スコア:5.0以上

listening, speaking, reading, writing のスキルの向上

 

将来的にイギリスの大学進学を希望していて英語が話せるようになりたい人に最適です。

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まとめ

 

今回はイギリスの教育制度と大学留学についてご紹介しました。日本の高校を卒業した人がそのままイギリスの大学に進学することは認められていないため、留学生は大学の基礎教養を身につけるため1年間ファウンデーションコースを受講し、その後希望する大学に進みます。日本の大学の1~2年次を終了している場合イギリスの大学へ編入できる可能性があります。海外の大学へ留学を希望する場合、高い英語力が必要になりますので日頃から勉強して英語力を高めておきましょう。

 

 

英会話を学ぶなら・・・

英語を話すのが苦手だと感じている人は少なくありません。

しかし英会話はやさしい中学レベルの英語で成り立っています。

→つまり、中学レベルの英語の基礎練習が不足しているから英語が話せないのです。

英語は積み重ねの学問なので基礎で躓くと挫折の原因になります。

 

英語は学問であると同時に技能でもあります。

英語を話す練習をしなければ英語が話せるようになりません。

また英語に触れる機会がほとんどないというのも英語が話せない理由の一つかも知れません。

英会話を上達させるには音読やシャドーイングなどのトレーニングが不可欠です。

そして、ネイティブスピーカーと実際に会話して練習する必要があります。

できれば自分の間違いを指摘してくれる英語指導者資格を有する講師に習うのがベストです。

 

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