【イギリス留学のメリット】イギリスのカレッジは実践・専門コースが豊富

イギリスの大学留学(ユニヴァーシティ)に続き、各種国家資格が取得できる継続教育(カレッジ)のご紹介をします。イギリスでは自分の進路や目的に合わせて柔軟にカリキュラムが組まれており、個々の能力が発揮できるような教育制度になっています。大学に進学しない場合はカレッジで実践的、専門的な内容が学べます。カレッジとは大学ではなく専門学校のような教育機関です。アカデミックな英語ではなく仕事上の即戦力となるような資格を取得したい場合はイギリスのカレッジに留学することをおすすめします。

 

イギリス留学のメリット(カレッジ/専門学校)

 

前回の記事でもご紹介しましたが、イギリスでは中等教育(セカンダリー)終了時にGCSEと呼ばれる義務教育終了テストを受けます。

その後、GCSEの成績によって大学進学準備コース(6th form)か継続教育コース(Further Education)に進みます。

大学進学準備カレッジ:6th form College(Aレベル、大学進学のための国家試験)

継続教育カレッジ:Further Education College(職業訓練コース、専門学校)

 

継続教育に進んだ場合、職業に直結する実践的な専門コースで各種国家資格を取得します。

国家資格はさまざまありますが、主なものを下記にまとめました。

 

 

・イギリスのカレッジ/専門学校

 

イギリス留学は大学だけではなくカレッジ/専門学校で学ぶことも可能です。

→ 継続教育カレッジ(Further Education College)

イギリスのカレッジでは幅広い分野の専門コースがあり充実しています。

 

・職業的な専門コース(大学レベルのコースもあり)

・GCSE、Aレベル、大学準備コース(ファウンデーションコース)

・留学生向け英語コース

 

 

 

・イギリスのカレッジ専門資格

 

・ナショナルディプロマ:EdexcelやOCRと呼ばれる機関が発行(大学学部コースへの入学資格)

高等国家ディプロマ(HND):職業に直結する専門技術や教育(学士課程初期と同レベル)

ファウンデーションディグリー:職業訓練分野(学士課程初期と同レベル)

 

 

・カレッジで学べる専門資格の種類と特徴

 

イギリスには本格的な職業技術が学べたり、音楽やアートなどの芸術関係のコースが学べるカレッジがあります。

イギリスで取得できる国家資格は以下のものがあります。

 

 

NVQs (National Vocational Qualifications) 全国職業資格

→レベルは5段階(技術と知識の習得)

NVQレベル5はHND(高等国家ディプロマ)および学士レベルと同等

 

 

GNVQs (General National Vocational Qualifications)

→レベルは3段階:Foundation, IntermediateとVocational A Levels

NVQsよりもアカデミックなコースでFoundation/IntermediateはGCSEレベルに値する(実務的な内容)

Vocational A LevelsはAレベルに値する(高等教育への進学、就職)

 

 

BTEC Diploma (First/National/Higher National)

→ 継続教育で履修できるコース

First(中学卒業以上)/ National(高校2年終了、大学の学士課程に進学可能)

Higher National Diploma (HND)Foundation degree(学士課程初期)に移行されつつあり、大学に編入も可能。

 

Higher Education (HE)

高等教育(大学学士課程/University

18歳以上 NVQs (National Vocational Qualifications)

 

レベル5 →HND/学士と同レベル

BTEC Diploma

 (Higher National )

 (Foundation degree)

 

HND/Foundation degree

→大学2年目終了レベル

Year 13

Aレベル試験

17 GNVQs (General National Vocational Qualifications)

 

Vocational A Levels →Aレベル

高等教育への進学、就職

BTEC Diploma

 

National →高校2年終了

高等教育への進学、就職

Further Education (FE)

継続教育(職業、専門、成人)

Year 12

 

16  

 

 
GCSE

(義務教育終了国家試験)

Year 11

GCSE試験

15 GNVQs (General National Vocational Qualifications)

 

Foundation/Intermediate

→GCSEレベル

 

BTEC Diploma

 

First →中学卒業以上

 

 

 

イギリス留学の準備(IELTS)

 

イギリスに留学するには英語力を証明する必要があります。

留学の手続きについては前回のブログを参考にしてください。

 

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イギリスの大学やカレッジで学ぶためには英語力を証明するために英語の試験を受験しなければなりません。

一般的にイギリスや英連邦諸国ではIELTS(アイエルツ)が広く受け入れられています。

TOEFL(トフル)も留学向けの英語試験ですが北米の大学進学に用いられることが多いです。

 

 

・アイエルツ試験内容

 

アイエルツはListening, Reading, Writing, Speakingの4部門から構成されています。

アイエルツのテストはアカデミックとジェネラルの2種類あります。

→大学やカレッジに進学する場合、アカデミックを受験します!

各部門のスコア(0~9)と総合スコア(0~9)で判断

 

・リスニングは40問前後(30分+解答を書き写す時間10分)

・リーディングは2000~2750語の長さの文章が3題で40問前後(60分)

・ライティングは2題で手書き(60分)*オンライン受験できる会場も設置された

・スピーキングは6問(20分)*面接官と対面して行う

 

 

 

・英語力の目安

 

留学生がイギリスの大学やカレッジで学ぶ場合、アイエルツを受験しなければなりません。

各大学やカレッジでスコアは異なりますが下記を目安にしてください。

 

カレッジ、各種ディプロマ(HND):アイエルツ5.0~6.0

ファウンデーションコース(Foundation degree):アイエルツ4.5~5.5

大学学士課程:アイエルツ6.0前後

大学修士課程:アイエルツ6.5前後

*オックス・ブリッジ(学士、修士)はアイエルツ7.0~7.5が目安です

 

 

教育機関 コース内容 レベル
公立カレッジ/専門学校 HND (BTEC: Higher National Diploma)

Foundation degree

・NVQ

大学(学士課程初期)レベル
公立カレッジ/専門学校 BTEC: National Diploma

・GNVQ

高校(Year 13)レベル

 

 

 

イギリス留学(カレッジ人気コース)

 

イギリスで人気のある主なカレッジをご紹介します。

詳しいことについては留学エージェントやカレッジに直接お問い合わせください。

イギリスのカレッジでは実践的な内容が学べます。( )はおすすめのコースです。

 

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・AI-Maktoum College of Higher Education(ビジネス、マネージメント)

・BIMM Institute(音楽、ビジネス)ヨーロッパで1番大きく権威ある音楽学校

・Central College Nottingham(専門学科、英語コース、大学準備コース)

・Chichester College(語学学校)

・DLD College London(ファウンデーション、アカデミック英語)

・Exeter College(アート、ビジネス、クリエイティブライティング)2014年最優秀専門カレッジに選出

・Hereford College of Art(アート&デザイン、写真、映像)

・Hove College(グローバルビジネス、デジタルデザイン、モーショングラフィックス)

・International School of Creative Arts(Aレベル、アート&デザイン)

・Kingston College(語学留学)カレッジ→大学

・Leeds Arts University(アニメーション、写真学、ファッション学)カレッジ→リーズ芸術大学

・London School of Beauty & Make-up (ビューティーセラピスト)

・Loughborough College(スポーツ、職業訓練コース)

・Point Blank Music School(音楽制作、サウンドエンジニアリング)

・Ravensbourne University London(デジタルメディア、デザイン)

・Royal Academy of Dance(ダンス、教師育成コース)

・SAE Institute(オーディオ、映画、ゲーム、ウェブ、アニメーション)

・Writtle University College(農学、園芸、スポーツ)

 

 

 

 

カレッジ留学準備、IELTS(アイエルツ)対策におすすめ

 

IELTS(International English Language Testing System)は、英国・オセアニア他への海外留学や移住申請に必要とされるテスト。最近はTOEICR®L&Rテストと同様、国際的に通用する英語能力証明の評価の高いテストです。コミュニケーションスキルを高めるとともに、出題傾向に即したレッスンを行います。シェーン英会話学校なら英語指導者資格を持つネイティブスピーカーから直接英会話のレッスンを受けることができます。

 

 

 

IELTS対策

初級~準中級

*Foundation course 4.5~5.5が目安

(英検2級レベル)

目標スコア:4.5~5.5

listening, speaking, reading, writing のスキルの向上

中級~上級

*学部5.5~6.0、修士6.0~6.5が目安

(英検2級~準1級のレベル)

目標スコア:5.0以上

listening, speaking, reading, writing のスキルの向上

 

イギリスのカレッジで学びたい人、アイエルツの資格が必要な人など英語が話せるようになりたい人に最適です。

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まとめ

 

イギリスカレッジ留学についてご紹介しました。前回の記事で書いたイギリス大学留学と併せて読んでみてください。カレッジでは仕事で即戦力となるような実践的な内容が学べ、各種専門資格が取得できます。いずれにせよ英語力を証明するためアイエルツを受験する必要があるので留学を希望している人は日頃から英語力を高める努力をしておきましょう。

 

 

 

英会話を学ぶなら・・・

英語を話すのが苦手だと感じている人は少なくありません。

しかし英会話はやさしい中学レベルの英語で成り立っています。

→つまり、中学レベルの英語の基礎練習が不足しているから英語が話せないのです。

英語は積み重ねの学問なので基礎で躓くと挫折の原因になります。

 

英語は学問であると同時に技能でもあります。

英語を話す練習をしなければ英語が話せるようになりません。

また英語に触れる機会がほとんどないというのも英語が話せない理由の一つかも知れません。

英会話を上達させるには音読やシャドーイングなどのトレーニングが不可欠です。

そして、ネイティブスピーカーと実際に会話して練習する必要があります。

できれば自分の間違いを指摘してくれる英語指導者資格を有する講師に習うのがベストです。

 

シェーン英会話学校なら英語指導者資格を持つネイティブスピーカーから直接英会話のレッスンを受けることができます。

将来的に海外で暮らしてみたい、海外の大学に留学したい、ビジネスで英語が必要、英語が話せるようになりたい人に最適です。

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